喪主が息子の場合(故人は父、80代老衰死)

本日はお忙しいところをご弔問くださいまして、まことにありがとうございました。
私は長男の郁男でございます。
父にかわりまして、厚くお礼申し上げます。
父は、昨日日10、午後5時20分、私ども家族の見守るなかで静かに息を引去き取りました。
享年∞∞歳でございました。
これまで大きな病気をしたこともなく、ずっと健康ですごせたことが何よりの幸せであったと、かねてから自分でも申しておりましたが、臨終に際しでも眠るようなおだやかな最期でございました。

思えば、在職中はいわゆるモlレツ社員で、残業、出張等も多く、一緒に遊んでもらった思い出などもあまりございません。
休日であっても電話一本で会社へ行ってしまうこともよくありました。
定年を迎えて退職してからは、私を相手に晩酌をするのを楽しみにするようになり、休日ともなれば孫たちをつれて釣りに出かけたりと、家族とのふれあいをそれは大切にしておりました。
そのどちらも、私にとって尊敬できる父の姿でした。
本日は、ささやかではございますが、別室に食事の席を用意いたしました。
いつもは私とふたりの晩酌でしたが、今夜は皆様と一献かたむけたいと父が申しているような気がしております。
お時間が許す限り、どうぞごゆっくりおすごしくださいますようお願いいたします。

喪主が息子の場合(故人は母、60代急死)

本日は足元の思いなか、母光子の通夜にお越しいただき、ありがとう存じます。
私は長男の治雄でございます。
この場をお借りして、一言ごあいさつをさせていただきます。
この度の母の急逝は、私どもにとってもまさに突然のことで、いまだに信じられない気持ちでいっぱいでございます。
ふだん健康が自慢の母であっただけに、一昨日倒れましたときにも、家族はうろたえるばかりでした。
結局、数時間後には息を引き取り、私どもも最期の言葉を交わせなかったのが心のこりでございます。
ただ、長く苦しい思いをしなかったことだけが、ささやかな慰めと思っております。
皆様もよくご存じのように、母は明るい性格で、にぎやかなことの好きな人でした。
いつまでも悲しんでいては、きっと母がつらい思いをすることでしょう。
残念ではありますが、きわやかな気持ちで母を送ってやりたいと今は思っておりますo心ばかりではございますが、あちらにお食事の用意をさせていただきまし母の笑顔を思い出しながら、召し上がっていただければと存じます。
本日は、本当にありがとうございました。

喪主が娘の場合(故人は母、70代病死)

長女の洋子でございます。
本日はご多忙のなか、母照子の通夜においでくださいまして、まことにありがとうございます。
母は去る6日、午前6時50分、OO病院におきまして、永眠いたしました。
享年72歳でございました。
入院いたしましたのが、ちょうど一年前の3月。
突然倒れて検査をいたしましたところ、肝臓にガンがあるとのこと。
長くてもあと半年という医師の言葉を、信じられない気持ちで聞いたのが、つい昨日のことのようでございます。
母には告げることができず、私どもも奇跡を祈って今日まですごしてまいりましたが、それもついにかないませんでした。
ただ、半年といわれた寿命が一年にのび、少しでも母とすごせる日を長くもてたことが、今となってはせめてもの慰めとなっております。
生前、たくさんの方にお見舞いをいただき、皆様の温かいお心遣いに、母はたいへん励まされておりました。
本日はあちらの部屋に、お食事を用意させていただきました。
私どもからの、そして母からのささやかではございますがお礼の気持ちでございます。
ひととき、ごゆっくりおすごしいただければと存じます。

喪主が夫の場合(故人は妻、却代事故死)

本日はお寒いなか、妻舞子の通夜においでいただきまして、まことにありがとうございました。
交通事故などというものは、他人事のように思っておりましたが、こうして妻を事故で亡くしてみますと、身近なところにも危険は潜んでいるのだと、今さらながら考えずにはいられません。
成人前の子どもたちを遣し、妻もさぞ心のこりであっただろうと思います。
ただ、いつも物事を前向きに考えるのが、妻のょいところであったと私は思っております。
その妻の気持ちに報いるためにも、遺った家族がこれまで以上に心を合わせ、新しい生活に向かって歩んでゆきたいと考えております。
つきましては、何かと行き届かぬこともあるかと存じますが、妻亡き後も、これまで同様、皆様のご助力ご厚情をいただければとお願いする次第でございます。
ささやかではございますが、本日はお食事の用意をさせていただきました。
どうぞ、お召し上がりいただきながら、故人を偲んでやってください。
どうもありがとうございました。

喪主が妻の場合(故人は夫、60代病死)

本日はお忙しいところ、亡き夫卓のためにていねいなご弔問をいただきまして、まことにありがとうございました。
こんなにたくさんの皆様にお越しいただきまして、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。
日頃健康だった夫が思いがけず病に倒れましてから、亡くなるまではたったの四カ月でございました。
その問、皆様からは心のこもったお見舞いをいただき、夫もそれを何よりの励みとしておりました。
残念ながらこのような結果となってしまいましたが、夫は夫なりに悔いのない人生を生きたと、今は考えてやりとうございます。
とは申しますものの、やはりまだ気持ちがまとまりません。
きちんとしたごあいさつができず恐縮ですが、これで失礼させていただきます。
あちらに簡単なお食事の用意ができておりますので、召し上がっていただきながら、故人と最後のひとときをおすごしいただければと存じます。

喪主が父の場合(故人は娘、30代事故死)

本日はあいにくのお天気でございますのに、娘菜子のためにご弔問においでいただき、ありがとうございました。
何しろ突然のことで、私どももまだ混乱しているというのが実際のところでございます。
楽しいはずの旅先で交通事故に遭うなどと、誰が想像しましたでしょう。
翌日は日本に帰るというその日に、娘の乗ったパスが転落事故を起こしたのだそうでございます。
オーストラリアという速い国でのことゆえ、すぐには駆けつけることもできず、何もしてやれなかったのが心のこりでございました。
ただ、最期に立ち会えなかった私どもは、何より旅の好きだった菓子は、今もどこかを旅しているんじゃないか、そんな気がいたしております。
もしかして、ひょこっと元気に帰ってくるのではないかなどと思ってみたりもいたしますのは、やはり未練でございましょうか。
お聞き苦しいことを申し上げ失礼いたしました。
私どもも、一刻も早くこの悲しみから立ち直り、娘の冥福を祈ってやりたいと思っております。
今となりましては、それが娘にとって何よりの供養となることでございましょう。
ささやかではございますが、本日はあちらにお食事の席を設けております。

召し上がりながら、どうか故人を偲ぶお話などお聞かせいただければと存じます。
本日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。

 

親戚代表のあいさつ(故人は義妹、20代自殺)

本日はご多忙のところ、ごていねいなご弔問をいただきましでありがとうございました。
私は故人の義兄にあたります三木雅史でございます。
喪主の悟があまりに突然のことでショックを受け、高齢でもありますことから体調をくずしてしまいましたので、私がかわりましてごあいさつをさせていただきます。
まだお歳という、あまりにも短すぎる一生でございました。
なぜこのような道を選んだのか、故人の胸中にどのような悩みがあったのか、私どもにはわからないままでございます。
いまだに信じられない思いですが、ただ、今は故人の冥福を祈るばかりでございます。
生前、親しくしていただいた皆様のご厚情には、故人にかわりまして厚くお礼申し上げます。
ささやかですが、食事の用意もできておりますので、故人の供養のため、お召し上がりいただければと存じます。
突然のことにもかかわらず、このように多くの皆様においでいただきましたこと、あらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

親戚代表のあいさつ(故人は弟、50代急死)

一言ごあいさつ申し上げます。
私は故人和行の兄でございます。
喪主であります弟の妻があいにくふせっておりますので、かわってごあいさつさせていただく次第でございます。
この度は突然のことにもかかわらず、このようにたくさんの皆様にお集まりいただき、まことにありがとうございました。
弟は、去る5月初日の夜、突然心筋梗塞の発作で倒れ、そのまま意識を回復することもなく帰らぬ人となりました。
享年日歳でございました。
働き盛りで、まだやりのこしたこともたくさんあったことと思います。
私どもといたしましでも、あまりに突然のことで、まだ実感がわきません。
何しろ急なことでございましたので、職場の皆様にはご迷惑をおかけすることになったことと思います。
故人も、さぞ心のこりであったことでございましょう。
なにとぞよろしくお取り計らいくださいますよう、故人にかわりまして、くれぐれもお願い申し上げます。
簡単ではございますが別室にお食事の用意をいたしましたので、召し上がっていただければと存じます。
なお、明日の葬儀は午後l時からでございます。
お忙しいこととは存じますが、お見送りいただければ故人も喜ぶことでございましょう。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

世話役代表のあいさつ(故人は部下、20代事故死)

本日はご多忙のところ、故・信二殿のご弔問にお越しいただきまして、ありがとうございました。
私は故人の職場での上司にあたります小峯でございます。
世話役を仰せつかり、ご遺族およびご親戚の皆様にかわりましてごあいさつさせていただく次第でございます。
すでにお聞き及びのことと存じますが、この度の交通事故は、故人がいつものように帰宅する、その途中でのことでございました。
享年28歳。
公私ともにまだこれから、という年齢でございました。
私どもも優秀な人材を失い、まことに残念でなりません。
また故人には、今年1歳の誕生日を迎えたばかりの幼な子もおります。
つきましては皆様からご遺族への、今後とも変わりないご指導とご助力をお願いする次第でございます。
今宵は、あちらに簡単なお食事の席をご用意いたしました。
故人を偲びつつ、お召し上がりいただければと存じます。
また、葬儀は明日午前叩時からの予定でございます。
ご都合が許しましたら、なにとぞご会葬賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
本当に、今日はありがとうございました。

世話役代表のあいさつ(故人は友人、60代病死)

本日はお忙しいなか、ご弔問にこ出席くださいまして、まことにありがとう存じます。
私は故・美津夫殿の友人で篠原和孝と申します。
世話役を代表し、ご遺族およびご親戚の皆様にかわりまして心よりお礼申し上げます。

皆様もご存じの通り、美津夫殿は昨年よりOO病院で療養を続けていらっしゃいました。
一時は危険な状態に陥ったこともあったとのことでしたが、それもすぐ回復し、退院も間近とうかがっていた矢先、容体が急変したとのこと。
手厚い看護のかいもなく、去る4月お日、日歳の生涯を閉じられたのでございます。
幼なじみの私といたしましては、楽しかった思い出はかりが胸に去来し、淋しさがつのる一方でございます。
ましてご遺族のお悲しみは、いかばかりかと存じます。
故人が生前に賜りましたご厚情を、今後はご遺族にも賜りますよう、お願い申し上げる次第です。
なお、あちらに心ばかりではございますが、お食事の席をご用意いたしました。
故人の思い出など偲びながら、召し上がっていただければ幸いでございます。
本日は、ありがとうございました。

短いあいさつ

本日はお忙しいなか、ご弔問にお運びくださいまして、まことにありがとうございました。
また、故人が生前賜りましたご厚情に対しましでも、故人になりかわりあらためてお礼申し上げます。
ささやかではございますが、別室にお食事の用意をさせていただきました。

故人を似びながら、お召し上がりいただければと存じます。

通夜ぶるまいをしないなら

ご多用中のところ、皆様には初美の通夜においでいただきまして、ありがとうございました。
故人にかわりまして、厚くお礼申し上げます。
本来ならば、ここでお食事をさしあげるところなのですが、あいにく本日はその用意ができておりません。
不行き届きで申し訳ございませんが、なにとぞご容赦くださいませ。
どうぞ、お気をつけてお帰りくださいますよう。
本当に、今日はありがとうございました。

キリスト教式の場合

本日はお忙しいなか、故・律子の前夜祭にお越しいただき、ありがとうございました。
たくさんの皆様にお集まりいただき、故人も思い残すことなく神の御元に召されたことと存じます。
あちらに簡単ではございますが、お茶とお菓子の用意をいたしております。
召し上がりながらおくつろぎくださいまして、故人を偲んでいただければと存じます。

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